変色のしみぬき


こんにちは。
クリーニングショップくりはらです。

今日は変色のしみ抜きのご紹介です。

「シミ」と言っても、そのケースは多種多様です。

今回のケースは酸化変色したしみ抜きのケースです。


こちらのケースは、黄色のシミが付いたのではなく、おそらく無色の何かが付いて、それが時間が経ち、空気中の酸素と結合し黄色く酸化した状態になったものと思われます。

「酸化」とは、例えばリンゴを半分に切ってそのまま放っておくと、切った部分が茶色くなりますよね。それが酸化です。

で、その茶色くなったところは洗って落ちるでしょうか?
落ちませんよね。

衣類のシミも、その原理と一緒です。
酸化変色してしまうとクリーニングだけでは落ちません。

なので、適切な薬品の使用方法が必須となる「しみ抜き技術」が必要となるのです。



薬品の使用方法をコントロールして地色は抜かずにシミだけ抜きました。

しみ抜きは簡単な作業ではないということがお分かりいただけたでしょうか。


何かお困りの事がありましたら、ご相談下さい。
よろしくお願いいたします。