エリの退色の事例


こんにちは。
クリーニングショップくりはらです。

今日は、エリの退色の事例をご紹介します。

汚れではないですよ〜

「これ落ちますか〜?」

って、持ち込まれたお品物です。

実物は、グレーのジャケットなんですが、エリの一部分だけ、薄いピンク色になっておりました。

 ピンク色の汚れが付いたのではなく、もともとの地色であるグレーがピンク色に変化したものです。

このような状態を

「退色」「変退色」

と呼んでおります。

原因は、汗、日光、湿気(湿度)などが、複合的に作用し、染料を分解して起こります。


お客様は、汚れだと思って、「落ちますか?」とお尋ねになりましたが、汚れではないので、

正確には、直りますか?」が

正しい質問ということになります。

このようなケースには、染色補正と言って、染料を使って元の状態に近づけます。

違和感ないくらい元の状態に近づけたんではないかと思います。

このようなケースも直りますので、お困りの際にはご相談ください。


でも、このようなケースになる前に早めのクリーニング、夏物ジャケットの場合は、ドライ&ウェットクリーニングの「特殊水洗いコース」もおススメします。